自由が丘駅(東急東横線・大井町線)にある書道教室。稽古時間は22時まで。仕事帰りにも便利です。
KOKU is a Japanese calligraphy school for foreigners who live in a suburb of Tokyo Japan. Everyone can learn brush writing and calligraphy techniques.

プロフィール

喜多瞬生

喜多 瞬生  Kita Shunsei

書家、書道師範、アートディレクター
[ 漢字作家、現代漢字かな交じり作家 ]
Japanese calligrapher,Calligraphy master
Art directer,Graphic Designer
Birth:1962,August,28th
◎趣味/ダイビング(HOBBY/Diving)

●オーストラリア
  西オーストラリア州パース・MURDOCH COLLEGEに於いて書の特別授業
●東京新聞社主催 東京書作展『特選』『優秀賞』
●日本教育書道藝術院書作展『大溪洗耳賞』 ほか

【商業書道】
◎プライド 『 男祭り 』 ロゴ用文字
◎キッコーマン 『 わが家は焼肉屋さん 』  『 優 』 ほか各種商品
◎箱根吟遊/ロゴ・マーク   ◎吉永小百合/DVDタイトル
◎若松酒造/焼酎 『 芋無垢 』、  ほか多数

書道をはじめたのは小学1年のときです。 書道と英語の先生であった祖父と能書家の父の勧めで習字教室に通いはじめました。 時代的なものなのか、場所柄なのか、当時は小学生の多くが習字教室に通っていたものです。 土曜日の午後、教室は同級生や近所の子供達であふれかえっていました。 友達と野球をしたり基地を作ったり。 とにかく外で走り回って遊ぶことが好きだった子供の頃の自分にとって、 土曜日の貴重な遊び時間を習字教室に割かれるのは、とても辛いことでもありました。 正座で筆を持つ2時間が、なんと長く感じられたことでしょう。 当初は、ほとんど強制的に通わされた習字教室でしたが、字を書くことは嫌いではありませんでした。 嫌いではなかったというよりも、書くことはむしろ好きで、 楽しんで筆を持ち書いていたよう記憶しています。
その頃、苦手だったのが半紙に漢字四文字をおさめることです。 右側の二文字をあまりにも元気よく書くために、左側の二文字が半紙に入りきらない。 どうしても、きれいに小さくまとめて書くことができません。 厳しい女性の先生でしたが、「大きくのびのび書けていていいよ!」と、 わざわざ褒めるところを見つけ出して励ましてくれたものです。 いまだに小字数や大字が好きなのは、本質的なものかもしれません。
本当の悪夢は教室の外にありました。 正月に祖父の家を訪れると、きまってさせられたのが祖父と父、二人の前での書初めです。 書き終えると、待っているのは二人の寸評。書いては寸評、書いては寸評の繰り返し。 もう、憂鬱以外のなにものでもありませんでした。 書道を嫌いになっていてもおかしくない経験でしたが、やはり書くことが根本的に好きだったのでしょう。 今となっては良い思い出のひとつです。
中学入学と同時に習字は中断。 小学1年生から中学3年生までを対象とした児童部の五段で、いったん筆を折りました。 スポーツ、そして遊び。エネルギーの有り余った少年にとって 書道などは窮屈で退屈なものでしかありません。書道は興味の対象からすっかり消えてしまっていました。
そんな自分が、今では書を生業としているのですから不思議なものです。
いまや24時間、筆を持っていても足りないほど書くことを楽しみ、そして書と真摯に向き合っています。
小学校卒業以来、再び筆を手にするようになったのは社会人になってからのこと。 1983年よりデザイン業界に身を置き、仕事に携わるなかで商業用の筆文字を書く機会を持つようになってからのことです。 最初は独学で臨書をするなどして書を勉強していたのですが、 『この先、本気で書に携わっていくのならば、本格的に書の勉強を!』と一念発起し書道学校に通いはじめました。 仕事のかたわら、稽古に明け暮れる毎日。筆を持たない日は、ありませんでした。 おかげさまで無事、書道師範の資格を取得することができ、現在に至っています。
書の道は一生涯、果てしなく続いていく終着点のない道のり。
ひとりの書家として、死ぬまで書と格闘していくことになるでしょう。
今日もまた『日々是絶筆』の精神で紙に向かっています。


喜多  瞬生

レッスン時間23時30分まで



入学随時受付
月の途中から、月末から。
始めたいときに、
いつからでも始められます。



初心者歓迎
小学校や中学校以来、
筆を持ったことがいない。
そんな方も安心してどうぞ。



見学随時受付
いつでもご遠慮なくどうぞ。
お気軽にお申し込みください。
簡単な体験もできます。

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